• 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
#author("2016-07-13T10:31:38+00:00","","")
#author("2016-07-13T13:39:30+00:00","","")
*TinyXML2を使ってみる [#db6cb9ef]
ダウンロード先
https://github.com/leethomason/tinyxml2/issues/37

***XMLパーサーについて [#n6c87057]
XMLにかかれてあるデータ構造を自分できっちりしっていないと、そのデータにたどり着くことができないので、XMLを読み込んだらなんかいい感じにデータにアクセスできるようになることは「ない」

コツとしては自分の作ったXMLフォーマットのデータを読み込むのを便利にしてくれるダケのものというイメージでいたほうが良い。実際<>で括られたテキストをパースするのはとても面倒なので、それだけでありがたいモノ。それ以上のことを期待してはいけない。

以下、インストールして使うところまで。

*error C2872: 'XMLDocument': あいまいなシンボルです。 [#xa45701d]

 #define WIN32_LEAN_AND_MEAN

***データへのアクセス[#v3bba5eb]
これで取得できる
 XMLElement* root = xml.FirstChildElement( データ名 );

「dir1/data1/」に対してコレはダメ(親ノードをすっ飛ばしてる)
 XMLElement* root = xml.FirstChildElement( "data1" );

コレもダメ(パスは繋げない)
 XMLElement* root = xml.FirstChildElement( "dir1/data1" );

これはOK
 XMLElement* dir1 = xml.FirstChildElement( "dir1" );

これが正しい
 XMLElement* data1 = dir1.FirstChildElement( "data1" );
 XMLElement* data1 = dir1->FirstChildElement( "data1" );

***データの取得 [#k358f118]
基本的に全てテキストで得られる。データがないもの(ディレクトリなど)はNULLが返る
 const char* txt = data1->GetText();

***次のデータを得る [#n3bc6ba5]
例のXML
 <food>
   <fruits>
      <data>りんご<data>
   </fruits>
 
   <fruits>
      <data>めろん<data>
   <fruits>
 </food>

プログラム
 XMLElement* food   = xml.FirstChildElement( "food" );
 XMLElement* fruits = food->FirstChildElement( "fruits" );
 
 fruits->NextSiblingElement( "fruits" );
 gxLib::DebugLog( "%s" , fruits->GetText() );

結果
 めろん

こうする。「フルーツ」が自分自身のポインタをつかって次の「フルーツ」を探すイメージ